【英会話のフリートークとは?】メリット&デメリットからフリートークで英会話力を鍛えるコツまで紹介します!
英会話の『フリートーク』ってなに?
皆さんは英会話のプログラムにある『フリートーク』というものを知っていますか?
フリートークは一定の時間なんでも好きな話題について講師と会話する学習スタイルのことです。
一見すると楽しく英語を学べそうなフリートークですが、実はフリートークには英会話力を上げるためのコツやメリット&デメリットがあります。
本記事ではそれらについて紹介していきますので、英会話学習に興味がある方は是非最後までご覧になってください。
フリートークのメリット&デメリット
ここからはフリートークのメリット&デメリットを紹介していきます。
メリット
楽しく継続しやすい
フリートークは講師との会話による学習なので、楽しく継続しやすいというメリットがあります。
フリートークの話題を自分の趣味や関心のあることにすれば、講師との会話もはずむでしょう。
フリートークにはこういった楽しさがあるため、英語学習が苦手な人でも継続しやすいという意見もあります。
実践的な英会話力を鍛えられる
フリートークは講師と英語で会話のキャッチボールをする必要があるため、実践的な英語力が身につくとされています。
デメリット
ある程度の英会話力が必要
フリートークのデメリットは、ある程度の英会話力が必要になってくる点です。
単語や文法の知識が乏しい状態でフリートークをしても、会話が出来ずただただ時間を無駄にしてしまうことになります。
新たな単語やフレーズを学びにくい
フリートークではこれまでに学んできた単語、文法、フレーズの知識をつかって会話することになります。
そのため既にある知識を定着させたり、実践で使える英語力を養うには最適ですが、新しい単語や文法を学びにくい方法であるといえます。
講師との相性が大きい
フリートークは講師とのコミュニケーションなので、講師との相性が非常に重要です。
普通に学ぶ分には良くても、会話の相性はいまいち…という講師の場合はフリートークがストレスになってしまうかもしれません。
フリートークで英会話力を鍛えるおすすめのやり方
ここからはフリートークで英会話力をきたえる方法について紹介します。
自分が良く知っている事柄をテーマにする
フリートークではあらかじめ講師から会話のテーマを聞かれることが多いです。
この時選ぶテーマは自分の関心のあることや、良く知っている分野を選ぶようにしましょう。
そうすることによって会話の内容で悩む時間を減らし、英会話に集中することが出来ます。
また、自分の好きなテーマについて会話することで楽しく学習することが出来るでしょう。
事前に練習したい単語やフレーズを講師に共有しておく
フリートークをする前に講師に今回学びたい単語やフレーズについて共有しておきましょう。
そうすることによって講師は、こちらが学びたい内容を練習出来るように会話をしてくれます。
また、事前に学びたい内容を明確にしておけば、なんとなく会話をしてしまうことを避けられるためおすすめです。
発音やフレーズの間違いを指摘してもらう
フリートークでは生徒が自由に発言を出来るように、あえて細かな発音やフレーズの訂正はしないでおいてくれる講師もいます。
しかし、フリートークでしっかりとした英語力を鍛えるためには間違いをその場その場で訂正してもらうことが大切です。
講師が気を遣っている場合があるので、事前に『発音やフレーズの間違いがあったら指摘してください』と頼んでおけば、講師も遠慮なく指導することが出来ます。
なるべく講師にも質問する
フリートークでは講師が生徒に質問して会話をしてくれる場合が多いです。
しかし、それでは自分から話を広げる力が身につきにくいので、なるべく自分からも講師に質問するようにしましょう。
はじめは難しいかもしれませんが、慣れると自分から会話を広げることができますよ。
適度な頻度でフリートークを行う
英会話レッスンで毎回フリートークを選択するのはおすすめしません。
フリートークはあくまで事前に学んだ知識をアウトプットする機会として、適切な間隔で行うようにしましょう。
『数回に1回』や『何フレーズ学んだ後』と頻度を決めてしまうのもおすすめです。
フリートークが向いている人&向いていない人の特徴
ここからはフリートークが向いている人&向いていない人について、特徴を紹介していきます。
フリートークが向いている人
中級者以上の英会話力がある人
中級者以上の英会話力がある方はフリートークに積極的に取り組むことがおすすめです。
ある程度単語やフレーズの知識ある方は、フリートークで知識をアウトプットする練習をしましょう。
特に『これまで頑張って英語の勉強をしてきたけれど実際に使えるレベルなのか?』と感じている方は、フリートークで力試しをしてみることがおすすめです。
実践的な英会話力を身に着けたい人
試験で合格したいというより、本当に会話で使える英語力を身に着けたいという方はフリートーク主体で学んでいくと良いでしょう。
英会話では習うより慣れろという言葉もあるくらい、実際に英語を使う頻度が大切になってきます。
英語で日常会話ができるようになりたい方には、フリートークが特におすすめです。
コミュニケーションが得意&好きな人
人とコミュニケーションをとるのが得意だったり好きな方は、フリートークが向いています。
そういった方はフリートークに楽しんで取り組むことが出来るため、結果的に英会話学習を継続しやすくなります。
『英語は苦手だけど人と会話するのは好き』という方は、フリートークの頻度を多くすると諦めずに英会話学習を続けることができるでしょう。
楽しく英語を学びたい人
他の学習スタイルに比べて、フリートークは楽しいと感じる人は多いようです。
楽しみながら英語を学んで行きたいという方は、フリートークを多く取り入れることで英会話学習を楽しみながら続けていけるでしょう。
フリートークが向いていない人
単語やフレーズの知識が少ない
英語の勉強を始めたばかりの人や、単語やフレーズの知識が乏しい方はフリートークには向いていません。
話したいことがあってもどう表現して良いか分からないと思うので、まずは基本的な単語やフレーズを覚えるところから始めてみて下さい。
コミュニケーションが苦手な人
英語力が高い人でも、コミュニケーションが苦手だったり人見知りする人だとフリートークは向いていません。
フリートークの間ずっと緊張していたりストレスを感じていると、せっかくの英会話学習が嫌になってしまう可能性もありますので、そういった方はフリートーク以外の方法で学習することがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
英会話学習でよく用いられるフリートークには、様々なメリット&デメリットや向き&不向きがあることが分かったと思います。
それでも、ある程度英語の知識を身に着けた方はフリートークなどを活用して、知識をアウトプットする機会を作ることがおすすめです。
実際に会話で自分の英語が通じると、自信を持つことが出来て、実践的な英会話力を鍛えることにも繋がります。本記事が皆様の参考になれば幸いです。