留学することで起きる変化とは?実際の体験談や留学中に意識すべきことを紹介します
留学に求めるものは人それぞれ
留学を希望したり実際に行ったことのある人の中には、学業以外の目的で留学を選択した方も多いと思います。
実際に留学をした&してみたい人の声を聞くと、多くの人が自分の環境や考え方の『変化』を望んでいるようです。
そこで本記事では実際に留学をしてみて変化を感じた方の体験談や、自分に変化を起こしやすい留学先での過ごし方について紹介していきます。
興味のある方は是非最後までご覧になってください。
留学で変化が起きやすいこと
はじめに留学によって変化が起きやすいことについて紹介します。
語学力
語学力に関しては留学の主題として取り組んでいる方も多いので、やはり行く前と行った後では変化を感じる方が多いようです。
特にリスニング力やスピーキング力は現地での生活で向上しやすいようで、英語にかこまれた生活をおくる中で自然と日本にいた時よりも身についていきます。
ただし、語学力は本人がどれだけ留学中に本気で学習に取り組んだかの結果によるので、なんとなく数週間程度の短期留学をしただけでは大きな変化を感じない方もいるようです。
価値観
留学をきっかけに自分の価値観が変わることがあります。
海外と日本とでは人々の習慣や考え方が大きく違いますので、日本にいたときは意識しなかったことに気づいたり、日本と海外の違いに驚く方が多いようです。
特に日本は仕事において几帳面だとされているため、海外での生活を通じて仕事に対する考え方や変わったり、日本の悪いところ&良いところが見えてきたという声が多いです。
人生設計
留学をきっかけに自分のライフプランが変化する方も多いようです。
仕事で言うと留学経験を経てキャリアチェンジをしたり、留学で培った語学力を活かす仕事を目指す場合があります。
また、日本にいたときの固定概念が崩されて、本当に自分がやりたいこと&やりたくないことが分かるためライフプランを変える方も少なくありません。
実際に留学で変化を感じた人の体験談
ここからは実際に留学で変化を感じた人たちの体験談について紹介します。
体験談1
Mさんは『ネイティブ並みの英語力を身に着けたい』との思いから大学3年生の時に1年間学校を休学して留学に臨みました。留学した当初はがむしゃらに勉強をしていても中々英語力が伸びず、苦労したといいます。しかし、それでも学習を継続していると徐々に自分が目標としていたレベルまで英語力を身に着けることができ、最終的には海外での就職活動ができるほどになったといいます。
体験談2
Nさんは新卒で入社した会社を2カ月間休職して留学に行きました。これまでは仕事において日本的な価値観である『仕事では○○しなければ』という項目に縛られていたそうです。そのため周りのミスを許すことが出来ずにもやもやしていたようですが、留学中に海外の方々の多様な生き方を目の当たりにしたことで、あらゆることに寛容になれたと話しています。
体験談3
Yさんは留学中の国際恋愛によってコミュニケーションの価値観が大きく変化しました。海外だと日本と違って察する文化がない場合が多く、恋人だとしても自分の考えをはっきりと伝えなければならないといいます。これまでは相手にしてほしいこと、直してほしいことを伝えるのはわがままと感じていたYさんですが、留学中の国際恋愛をきっかけに本音を相手に伝えることで互いに自立した関係性を築けると感じたそうです。
体験談4
Mさんは10カ月間アメリカのボストンに留学した際に、アメリカの『個性を大切にする雰囲気』や『格差社会の現実』を目の当たりにしたといいます。それがきっかけで、日本に住んでいた時には感じなかった社会保障や政治情勢の現状に興味を持つようになりました。またアメリカの友人が大きな夢を熱意を持って語る姿をみて、既存の幸せに対する固定概念がなくなったと話しています。
体験談5
Sさんは高校卒業後にアメリカの大学に進学しました。日本にいたときは漠然と日本での生活に不満をもっていたそうですが、アメリカでの生活を経験したことで『日本を好きに』なることができたと言います。日本にいたときは当たり前と思っていたことが海外だと当たり前ではないことを知れたのは良い体験だったそうです。また、日本の良さを実感し日本人としての自分を意識することでアイデンティティを確立出来たといいます。
留学で変化を感じるために意識すべきこと
ここからはこれまで紹介してきた体験談のように、留学をきっかけに何かを変えたいと感じている方が留学先で意識すべきポイントについて紹介します。
現地の日本人とばかり交流しない
留学先で変化をする人の多くが、海外の人との交流によって価値観や考え方が変わったと話しています。
そのため、留学先で日本人のコミュニティばかりに属するよりは、積極的に海外の方とコミュニケーションをとることがおすすめです。
語学学校や生活圏によっては留学先でも日本人が多い場合もあるので、意識して海外のコミュニティに参加するようにしましょう。
ホームステイをする
留学中の滞在方法としてホームステイを利用するのがおすすめです。
ホームステイなら現地での生活を肌で感じられますし、学校以外でも会話の練習が出来るため一石二鳥といえるでしょう。
また、ホームステイは一人暮らしよりも費用が抑えられるため『留学を変化のきっかけにしてみたいけれどお金が心配』という方にも特におすすめです。
現地でバイトやボランティア活動をする
留学先では時間がある時に積極的にバイトやボランティア活動をするのがおすすめです。
バイトはただ言語を勉強していたのでは分からない、海外の仕事に対する考え方や雰囲気を学ぶことができます。
またボランティア活動では現地の人と交流してそれぞれの問題意識や価値観に触れることが出来るでしょう。
学校の勉強だけでは学びにくい部分なので、留学中に1度は経験しておくことをおすすめします。
学業以外にも取り組む
留学で得られるものは語学力だけではありません。
たしかに語学力を鍛えたい人は学業に割く時間も大切ですが、その後の人生に大きな変化を及ぼすのは語学のスキルではなく、その時に得られた価値観や気づきです。
時には勉強だけでなく、友達と遊びに行ったり旅行にいったりと特別な体験をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
留学によって人生が変わるような変化をする方は決して少なくありません。
せっかく時間と労力をかけて留学をするなら、ぜひ語学力の向上だけではなく新たな気づきや価値観を得られる留学体験にしてみて下さい。
変化のきっかけになる留学経験をしてみたい、という方は本記事を参考に留学にチャレンジしてもらえると嬉しいです。
皆様の留学経験が人生の体験になることを願っています。