【メタバースで留学?】メタバースの基本から最新のメタバース留学まで初心者向けに解説します!
メタバースってなに?
最近よく耳にする言葉である『メタバース』……しかし実際のところメタバースの意味をしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか?
メタバースには様々な意味がありますが、基本的な意味は『仮想空間』や『仮想空間でコミュニケーションが行えるサービス・プロダクト全般』を指すとされています。
そのためVRヘッドセットなどで楽しめるバーチャル空間やサービスをメタバースということも出来ますし、スマホでプレイできる3DRPGなども広義ではメタバースということが出来ます。
本記事ではそんな大注目のメタバースについて、初心者でも分かるように基本から代表的なメタバースや、最新のメタバースの活用事例まで紹介してきいきます。
興味がある方は是非最後までご覧になって見てください。それではいきましょう。
代表的なメタバース空間を紹介
メタバースには代表的な3つのサービスがあるので、それらを紹介してきます。
VRChat
VRChatとは、バーチャル空間内にアバターでログインして、世界中の人々とコミュニケーションがとれるサービスです。
2019年にリリースされてから同時接続者数はどんどん増えてきており、現在では同時接続ユーザー数が約4万人を超えるほどの盛り上がりを見せています。
VRChat内ではユーザーが多彩なワールドと呼ばれる空間で、コミュニケーションだけではなくイベントや公演などを現実と同じように楽しむことが出来ます。
Cluster
Clusterはユーザーが自分で作ったり選んだりした3Dアバターを使ってバーチャル空間に入り、公開されているワールドの散策やイベント&ライブに参加できるサービスです。
VRChatと似ている点も多いですが、Clusterの場合日本人の参加率が高く、スマホアプリがあるため手軽に始めやすいといった特徴があります。
PC版ではVRヘッドセットで入場することができ、臨場感あるあふれる体験を楽しむことが出来ますよ。
Horizon Worlds
旧フェイスブックであるMeta社が提供するサービスであるHorizon Worldsは、世界中に30万人以上ものユーザーがおり、累計のワールド数も10000を超えるなど、超巨大なVRサービスとなっております。
Horizon Worldsでは基本的にMeta社が提供するVRヘッドセット『Meta Quest2』を装着してバーチャル空間を楽しむことが出来出来ます。
これまで日本では未実装でしたが、2022年中には日本で展開される予定であることから、今非常に注目を集めています。
メタバースでよく利用されるVRヘッドセット『Meta Quest2』とは?
VRChat、Cluster、Horizon Worldsなどでより本格的なバーチャル体験をするのに欠かせないのがVRヘッドセットです。
その中でも様々なサービスで特に利用されているのがMeta社が提供するVRヘッドセット『Meta Quest2』。
ここからはMeta Quest2について、利用したことがない方でもイメージできるようにMeta Quest2の特徴や使用法について紹介していきたいと思います。
機能
Meta Quest2の重さは約500gと、長時間装着していても疲れにくいような重さに設定されています。
Meta Quest2には本体とコントローラー2つがセットになっていて、コントローラーはバーチャル空間で手の役割を果たしてくれます。
Meta Quest2は数々のメタバースに対応しているだけでなく、ゲーム、動画、フィットネス、オフィスワークなどあらゆる活動に対応していて、様々なシーンを現実と同じように体験することが可能です。
使い方
初めてMeta Quest2を使う際にはスマホに『Oculusモバイルアプリ』をインストールして、Facebookアカウントでログインする必要があります。
続いてアプリ画面にヘッドセットとアプリの連携設定画面が表示されるので、画面表示にしたがって連携を完了させましょう。
その後は『ガーディアン』と呼ばれるVRで遊ぶための空間を設定するので、怪我をしないように十分な空間を確保してコントローラーを使って空間に線を引けばOKです。
あとは自分の好きなように、メタバースでのコミュニケーションやイベントを楽しんだり、ゲームや動画をプレイすることが出来ます。
価格
Meta Quest2には128GBと256GBの2つのモデルがあり、それぞれ値段は128GBモデルが37180円(税込み)、256GBモデルが49280円(税込み)となっています。
Meta Quest2はPCやスマートフォンとケーブルでつなぐ必要がなく、ヘッドセット単体で様々なサービスを利用出来る上に高度な動作も可能なことから、この値段はかなりリーズナブルな方だと言えます。
Meta Quest2を使って『メタバース留学』出来る?
ゲームやエンタメ分野での活用されているイメージが強いMeta Quest2のVRヘッドセットですが、実はこれらの最新のツールを使ってメタバース空間で留学をしよう!という動きがあります。
メタバース留学に取り組んでいる事例
ここからは実際にメタバースの最新の取り組みである『メタバース留学』に取り組んでいる事例について見ていきましょう。
CURIOUS WORLDのメタバース留学
・実社会の疑似体験
空港でのチェックインやホームステイ先でのコミュニケーション等、海外現地の様々なシチュエーションを仮想空間内でリアルに体験することが出来ます。
・国際交流
カフェでお話したり、ゲームを楽しんだり、仮想空間内で海外現地の生徒や学生とアバターを介した交流を楽しむことができます。
外見や年齢や性別、国籍関係なく様々な方々と交流できるといった特徴があります。
・仮想空間でのクリエイティブ体験
仮想空間という新しい環境の中で、常識にとらわれないクリエイティブ体験をすることができます。
こういった体験を通じて、VUCA時代を生き抜く探求型人材の育成をサポートすることが出来ます。
・多様なワールド
実際に留学した場合に体験する様々なシーンを想定して、メタバースでも遜色ない経験や対応力を身に着けるために、多様なワールドが用意されています。
【ワールドの例】
・空港
・機内
・バー
・カフェ
・スーパーマーケット
・ファストフード
・ホテル
・病院
・自宅
より詳しい内容について知りたい方は、是非公式HPをのぞいてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?メタバースは近年非常に注目されている分野であり、これまでのようなゲーム&エンタメ分野から留学などの幅広い分野まで活用が進んでいます。
ツールの発展もめざましく、Meta Quest2などのVRヘッドセットを使えば自宅でも簡単に没入感のあるバーチャル体験をすることが可能となりました。
2022年にはMeta社のHorizon Worldsが日本向けに展開されるということで、今後さらにメタバースへの関心や活用が広まっていくと考えられます。
本記事がメタバースに興味がある方の参考になれば幸いです。