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オンライン英会話でライティング力を高める方法

グローバル化の波はさらに拡大し、いまや英会話はできて当たり前の時代になりつつあります。文科省も小学校からの英語教育の導入を決定し、英会話の重要性はますます高まっています。その一方で、英語を上達するには英会話だけでなく、ライティング力も大切です。海外企業との取引は英会話で行われても、取り交わす文書や資料、メールなどはすべて英語で書かれていますから、それを理解して返信や回答する場合にはライティング力が必要になります。では、オンライン英会話でライティング力を高めるには、どうすればいいのでしょうか。

ライティングとは

英語におけるライティングとは、文字通り英語で文章をライティングすることです。英語のライティングのためには、まず日本語で文章を考え、それを英語に翻訳する形で文章化していきます。このとき大切なのが、日本語と英語の違いを知っておくことです。

英会話の場合は、会話する相手が目の前にいるので、こちらの言いたいことが通じたかどうか、相手の表情を見ればわかります。また、「わかりましたか」と、相手に確認することもできます。そして、相手が理解していなければ、何度でも言い直すことが可能です。

しかし、文章で書く場合は相手が目の前にいないので、それを読んで理解できたかどうかはわかりません。そのため、相手に確実に理解できる表現を使うことが大切です。これは日本語で文章を作る場合も同じですが、英語の場合はさらに日本語と英語の違いを、理解しておかなければなりません。

たとえば、日本語は主語がなくても文章が成り立ちますが、英語には必ず主語が必要です。このことは、英語を学ぶ人はみんな理解していますが、多くの場合それは頭で理解しているだけなのです。それでも、英語に主語が必要なことは知っているので、必ず主語をつけるでしょう。

だから、文法的には正しい英語が書けますが、ネイティブから見ると、どこか違和感のある英文になってしまいます。それは、いわゆる「日本語の脳」で英文を書いているからです。日本語と英語の違いを文法面からだけでなく、微妙なニュアンスの違いまでわかるようになることが、より良いライティングのために大切なのです。そういったライティングを心掛けることが、「生きた英語」を身につけるためには重要です。

一般的なライティング学習法

英語のライティング学習法には、どのような方法があるのか見てみましょう。

学習法①

「習うより慣れろ」という言葉があります。これは、何かを覚える場合はすべて当てはまる言葉ですが、英語のライティングも例外ではありません。英語のライティングを上達させるには、手本となる文章を書き写してみるのも1つの方法です。つまり、まず書いてみて英文に慣れることが大切なのです。たとえば、ネットで挨拶文などを探せば、英文の模範的な文章が出てくるので、それを書き写せばいいのです。また、自分が好きな英語の文章の1節を抜き出して、書いてみるのもいいでしょう。

尊敬する歴史上の人物や、好きな俳優などの名言を書くのがおすすめですが、これらはネットで探せばすぐ見つかります。好きな文章であれば、覚えたいという気持ちになれるので、それだけ英文の上達も早くなるでしょう。また、ビジネス英語を身につけたいのであれば、英語のニュースサイトから気に入った1節を引用すればいいのです。

大切なのは、「これを書き写す」と決めたら、ただひたすら書き写すことです。書き写すといっても、手書きでなくてもパソコンで打ってもかまいません。特に初心者の場合は、この方法は思った以上に効果があるので試してみましょう。「習うより慣れろ」の言葉通り、まず英文に慣れることから始めると、スムーズに英語が身につきます。

学習法②

好きな文章を暗記して、10分か15分後に書いてみましょう。記憶力が必要なので、少し難易度が上がりますがその分だけ効果もあります。この方法なら、好きな文章をただ書くだけでなく、記憶して覚えることができるので、文章作成に応用することもできます。

学習法③

オンライン英会話を利用すると、文章のチェックやさらに良い文章の書き方も教えてもらえます。オンライン英会話の場合は、上記のように文章を書き写すのではなく、自分で作成した英文を見てもらうことになります。自分1人でライティングの練習を行うより、自分が書いた文章を人に見られる、チェックされると思うだけで身が引き締まり、真剣に取り組もうという気持ちになれます。そのため、ライティング学習法の1つとして、オンライン英会話もおすすめです。

オンライン英会話でライティング学習はできる?

上記で述べましたように、オンライン英会話でライティング学習をするのは非常に有効です。自分でコツコツとライティングの勉強をするのは、よほど意思が強い人でないと途中で挫折してしまいます。それは、いくら頑張っても誰も評価してくれないからです。

しかし、オンライン英会話なら、専任の講師がライティングした文章を見て評価したり、間違いをチェックしてくれたりするので、モチベーションが保てます。オンライン英会話では、ネイティブの講師がチェックしてくれるので、正しい英語を身につけることができます。

オンライン英会話でライティング力を高める方法

ライティング力を高めるには、わかりやすい文章が書けることが大切です。そのためには、1度日本語の文章を小学生でもわかる表現に直してから、英訳することをおすすめします。たとえば、「あの人はいつまでも親のすねをかじっている」という文章を英訳する場合、「親のすねをかじる」をそのまま英訳しようとすると、まるで意味の違う文章になってしまうでしょう。

そこで、「親のすねをかじる」を、「親に生活費を出してもらっている」という表現に変えてから英訳すると、意味が通る文章になります。このように、わかりにくい表現は、小学生でもわかる言葉に直してから英訳することが大切です。小学生でもわかる言葉に直すというと、ライティングの上達とは逆行するように思えるかもしれません。

しかし、大人に理解してもらうより、小学生に理解してもらうほうが難しいのです。そのため、小学生でもわかる文章が書ければ、大人にも十分理解してもらえるのです。小学生でもわかる文章が書ければ、あとは専門用語を入れるだけで、大人や専門家でも通じる正しい英語になります。

ライティング学習に適したオンライン英会話とは

上記で述べましたように、オンライン英会話はライティング学習に適しています。自分が書いた文章を、しっかり評価してくれる人がいることは、何より励みになります。もちろん、オンライン英会話でなくても、身近にライティングを評価してくれる人がいれば、その人に見てもらってもいいでしょう。

しかし、英文のライティングを評価できるほど英語力のある人は、なかなか身の回りにはいないものです。その点、オンライン英会話なら、ネイティブの講師が見てくれるので、正しい評価をしてもらえます。また、講師は複数いるので、講師によって微妙に教え方が違うのも、学ぶ側にとってはいい刺激となります。

それは、「英語は生きた人間が使う言葉」という、当たり前のことが実感できるからです。生きた人間が使うからこそ、講師によって微妙な違いが生まれます。英語の勉強をテキストやパソコンでやっていると、どうしても英語を無機質なものに感じてしまいます。

しかし、実際には英語は生きた人間が、日々の生活のために使っている言葉なのです。このように、オンライン英会話では、複数のネイティブ講師と生きた英会話ができることが、最大のメリットと言えるでしょう。また、ライティング学習に適したオンライン英会話を選ぶには、講師のフィードバックがしっかりしているかどうか、確かめるといいでしょう。

まとめ

英語のライティング学習には、手本となる文章を書き写してみるのがおすすめです。また、好きな英文を暗記して書いてみるのも効果があります。英語のライティングは、まず日本語を小学生でもわかるやさしい表現に直してから、英訳するといいでしょう。さらに、オンライン英会話を使えば、ライティングした文章のチェックをしてもらえるので、モチベーションが上がります。