海外旅行直前に覚えておきたい英語TOP30
海外旅行は楽しいものですが、言葉がわからないと不安になることもあります。特に緊急時など、誰かの助けが必要な場面に遭遇した場合は、英語ができるのとできないのとでは、結果が大きく違うこともあるでしょう。ここでは、海外旅行直前に覚えておきたい、英語のフレーズをご紹介します。特に緊急時に必要なフレーズは、必ず覚えておくことをおすすめします。
海外旅行直前に覚えておきたい英語TOP30
- 1.まず、どんな場面でも使える表現を覚えましょう。
「Can I have ○○?」
これは、「○○して頂けますか?」という意味になります。レストランでメニューを指さして、「Can I have this?」と言えば料理が出てきます。また、「Can I have a cheeseburger, please?」と言えば、チーズバーガーが出てくるでしょう。 - 2.料理をテイクアウトしたければ、「Can I have a cheeseburger to go」と言えば、チーズバーガーを持って帰ることができます。
- 3.トイレを探したいときは、「Where is the toilet?」でも通じますが、アメリカではtoiletのかわりに、WashroomやBathroom、 Restroomなどの単語が使われます。
- 4.買い物するときは、「How much is this?」と言えば、「値段はいくらですか」という意味になります。
- 5.同じ値段を聞くのでも、サービスにかかる値段はこのように聞きましょう。
「How much does it cost?」「~をするのにいくらかかりますか」という意味です。
- 6.有料か無料か聞く場合は、「Is this for free?」と言えば「これ無料ですか」という意味になります。
- 7.洋服を試着したいときは、「May I try this on?」と言いましょう。
- 8.「近くに本屋はありますか」と聞くには、「Is there a bookstore around here」と言いましょう。
ちなみに、お店は「~store」」と言う場合と「~shop」と表現する場合があります。この違いは、本屋のようにその店で作ったわけではなく、仕入れた商品を売っている場合は「store」、バーガーショップのようにその店で作ったものを売っている場合は、「shop」と表現することが多いようです。 - 9.「駅はどこですか」と聞く場合は「Where is the station?」と言いましょう。海外旅行中なら、空港などで「Where is the currency exchange?」「=外貨両替はどこですか」と聞くこともあります。
- 10.何かを依頼するのにいくらかかるのか聞きたい場合は、「How much does it cost about ○○?」と言えば、「〇〇するのにいくらかかりますか」という意味になります。
- 11.行きたい場所までの距離を聞きたいときは、「How long does it take (more or less)?」と言いましょう。ただし、この聞き方だと「15 minutes」と、目的地までの時間を答えてくれる場合と、「1km」など、距離を答えてくれる場合があります。
- 12.歩いて行ける距離かどうか聞きたいときは、「Is it walking distance?」と聞けば、YesかNoで答えてくれるでしょう。
- 13.相手を否定する場合に角が立たない言い方をしたければ、頭に「I think~」とつけましょう。たとえば、「I think this price is wrong.」と言えば、この金額間違ってませんか?(間違ってると思います)」という意味になります。
最初から間違ってると決めつけるのではなく、「I think~」「=私が思うに」とつけることで、やんわりした表現になります。海外では、英語が話せず抗議できないと見て、旅行客に高額な請求をする店もあるので、被害に遭ったらこの表現を使いましょう。 - 14.相手の英語が聞き取れない場合は、「I don’t understand, please speak slowly」と言いましょう。もっと簡単な言い方として、「excuse me?」と聞けば、「(聞こえなかったから)もう一度言って」という意味になります。また、「I beg your pardon?」、「pardon me?」と言っても通じます。
日本では曖昧な受け答えをしても、問題になることはほとんどありませんが、海外ではそうはいきません。特に空港の入国審査などで、相手の質問がわからないのに適当にYesなどと答えると、とんでもないトラブルに巻き込まれることがあるので注意しましょう。 - 15.飛行機の中で自分の席がわからない場合は、スチュワーデスにこう聞きましょう。
「Excuse me.Where is my seat 15B?」「=すいません、15Bの座席はどこですか」 - 16.電車に乗る場合、「Is this train going to ○○?」と聞くと、「この電車は〇〇に行きますか」という表現になります。この場合の答えはYesかNoの場合もあれば、「Right」「Correct」「=合ってるよ(そうだよ)」または「Wrong」「=間違ってるよ(行かないよ)」と言ってくれることもあります。乗り換えが必要なら、「Where should I change?」と聞けば、乗り換え駅を教えてくれるでしょう。
- 17.海外では、アレルギーがあるかどうか質問されることがあります。
「I have 〇〇 allergy」と言えば、「〇〇にアレルギーがあります」という意味になります。食物アレルギーがあれば、その食物の英語名と発音を覚えておきましょう。 - 18.何か持ち物をなくしたら、「My bag is missing.」と言えば「バッグをなくしました」という意味になります。
- 19.気分が悪い場合は、「I am not feeling well.」と言えば通じます。この場合の気分が悪いとは、機嫌が悪いという意味ではなく、体調が悪いという意味ですから念のため。ちなみに、「I am feeling sick.」と言えば、「吐きそうだ」という意味になります。
- 20.緊急時に助けを求める場合は、「Help me!」と言えばいいのですが、警察や救急車を呼んでもらいたい場合は、「Call a police!」「Call an ambulance!」と言いましょう。ただし、日本と違って海外で救急車を呼ぶと、高額な費用を請求されるので気をつけてください。
- 21.緊急事態が起きたら、「This is an emergency.」と叫びましょう。火災でも事故でも強盗でも、緊急事態なら何でも使える表現です。
- 22.緊急事態というほどではなくても、切羽詰まっている場合は「Urgently」を使います。たとえば、急いでトイレに行きたいときは、「I need to go to toilet urgently!!」と言えば、トイレの場所を教えてくれるでしょう。
- 23.レストランなどで、「ソフトドリンクは何がありますか」と聞く場合は「What kind of soft drinks do you have?」と言いましょう。
- 24.電車などで誰も座っていない席があった場合、空席かどうか聞くには、「「Is this seat available?」と言ってください。
- 25.宿泊施設で部屋が空いてるかどうか聞くには、「Do you have a vacant room?」または「Do you have any vacancy?」と言えば通じます。
- 26.部屋を予約していれば「I have a reservation.」と言いましょう。
- 27.荷物を預かってもらいたい場合、「Would you keep my baggage until I come back?」と言えば「私が帰ってくるまで荷物を預かってくれませんか」という意味になります。
- 28.海外では、部屋のシャワーのお湯が出ないことも珍しくありません。チェックインした部屋に何か問題があれば、フロントに電話してこのように言いましょう。
「We have a problem in our room.Could you please come and check what’s happening?」「=部屋に問題があるので来てもらえませんか」 - 29.海外でレストランに行っても、メニューが英語ではよくわかりません。そんなときはこう言いましょう。
「Do you have a menu in Japanese」「=日本語のメニューはありますか」メニューを見てもよくわからないのに、適当に注文するととんでもない料理が出てくることがあるので、このフレーズを覚えておきましょう。ハワイやグアムなど、日本人がよく行く観光地のレストランには、たいてい日本語のメニューがあります。
- 30.英語が話せますかと聞く場合は、「Do you speak English?」と言いましょう。
「Can you speak English?」という言い方をする人がいますが、これは失礼な言い方になるのでおすすめできません。「Can ~」だと、「本当に話せるの?」というニュアンスに聞こえるので注意しましょう。
まとめ
海外旅行直前に覚えておきたい英語のフレーズをまとめてみました。買い物やレストラン、空港などで使える英語のフレーズから、緊急時に必要な表現まで、さまざまなパターンを網羅してあります。特に緊急時や体調が悪くなった場合などは、的確な英語が話せないと困った状況になりかねません。海外旅行の前に、これらのフレーズをできるだけ多く覚えておくと、必ず役に立ちますよ。