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オンライン英会話のトラブル事例と正しい選び方

オンライン英会話のトラブル事例と正しい選び方

オンライン英会話は、自宅にいながらスマホやタブレット、パソコンなどを使って、英会話の学習ができるので非常に便利です。しかし、オンライン英会話にはトラブルがつきものですが、そのトラブルにはどんなものがあるのでしょうか。本記事では、オンライン英会話の正しい選び方も解説します。

オンライン英会話のトラブル

オンライン英会話には、以下のようなトラブルが起こりがちです。

通信が切れる

多くのオンライン英会話は、スカイプを利用して授業を行います。そのため、通信状態が悪いと、途中で通信が途絶えることがあります。日本のインターネット環境は、かなり整備されているのでほとんど問題ありませんが、講師が住んでいる国によっては、ネット環境が良好でない場合もあります。たとえば、比較的オンライン英会話の講師が多いフィリピンも、ネット環境はそれほど良くないので、回線が切れることはしばしばです。回線が切れると授業が中断してしまいますが、多くのスクールでは代替授業を行ってくれるので、それほど心配する必要はありません。しかし、頻繁に通信が切れるようでは、モチベーションも下がってしまいますから、回線障害は起こらないに越したことはないでしょう。

多くの講師がフィリピン人

オンライン英会話の講師は、大部分がフィリピン人です。これは、日本とフィリピンの間にほとんど時差がないことも、理由の1つとなっています。フィリピン人講師は英語が堪能で、人柄も気さくで優しいので、講師としては向いているのですが、英語の発音は本来の英語圏のネイティブとは少し違います。そのため、どうしても本物のネイティブから英語を学びたいという人にとっては、多少不満があるかもしれません。しかし、視点を変えると別の見方もできます。

英語は世界の共通語なので、いろんな国の人々が使います。そのため、国によって訛りもありますが、究極のところ意味が通じればいいのです。そう考えると、フィリピン人講師は少し訛っているものの、問題になるほどではありません。どうしてもフィリピン人講師の訛りが気になるようでしたら、今は多くのオンライン英会話スクールで無料体験ができるので、フィリピン人講師と、他国の講師の発音の違いを比べてみるのもいいでしょう。

講師と連絡が取れない

オンライン英会話の授業開始時間になっても、講師からコールが来なかったり、講師と連絡がつかないことがあります。これは、ネットの接続状況のほかに、講師が授業を忘れている可能性もあります。こういったケースでは、代替レッスンが受けられるので、そういう意味では損することはありません。しかし、「こっちは待っていたのに」という思いはあるでしょう。でも、講師も人間ですから、授業を忘れることもあるかもしれません。たまにこういうことがあっても、大らかな気持ちで許せるならいいのですが、そうでなければ対面式の英会話スクールのほうがおすすめです。

講師の質が違いすぎる

オンライン英会話の講師になる人の前歴はさまざまです。そのため、英会話講師の質には違いがあります。少しの違いならいいのですが、まれにかなり質の悪い講師がいることもあります。ただし、オンラインスクールの講師は、一定の審査をパスした人ばかりですから、英語力に関しては問題ありません。あとはその講師の人間性や、教え方の上手下手の問題になります。もちろん、人間性や教え方に問題があっては困りますが、これはオンライン英会話に限ったことではありません。

通常の対面式の英会話スクールでも、同様の問題はあるでしょう。「オンライン英会話の講師にも、いろんな人がいる」と達観することができれば、この問題をクリアすることができます。ただし、どんなに英語力があっても、真面目に授業してくれなかったり、明らかにやる気がないようでしたら、講師を変える必要があるでしょう。

ハードルが高い

オンライン英会話は、初心者向きといってもレッスンはすべて英語で行う場合が多いので、講師の授業が理解できなければついていけなくなります。そのため、まったくの英会話初心者にとっては、かなりハードルが高いと感じるかもしれません。オンライン英会話を始めるには、ある程度の英語力が必要です。そのため、まったくの初心者なら、最初は日本人講師のいるオンラインスクールを選ぶことをおすすめします。

文法習得には向かない

オンライン英会話は、英文法を学びたい人には不向きです。具体的には英検やTOEICなどの受験対策や、ビジネス文書などには向いていません。ただし、英検やTOEICにはヒアリングもあるので、その点では役に立ちますが、あまり受験対策には向かないと考えましょう。しかし、「英語に慣れる」という意味では、オンライン英会話はビジネス文書や受験対策にも有効です。できるだけ大量の英語を浴びることによって、「英語脳」と「英語耳」を養うためには、オンライン英会話を活用するのが有効です。

オンライン英会話を選ぶポイント

オンライン英会話を選ぶには、以下のようなポイントに注意しましょう。

講師の国籍

オンライン英会話では、フィリピン人講師が圧倒的に多いのが現状です。フィリピンはアメリカ英語が公用語になっているので、フィリピン人講師は流暢に英語が話せます。また、日本とフィリピンは時差が1時間しかないので、オンライン英会話に向いています。フィリピン人講師の英会話は非常にレベルが高く、しかもフレンドリーなので、親しみやすいのがメリットと言えるでしょう。フィリピン人講師は、他の国の講師と比べても遜色はないのですが、同じ英会話を学ぶなら、アメリカ人やイギリス人の講師から学びたいという人もいるでしょう。そのため、本格的なネイティブから学びたい人は、どの国の講師が多く在籍しているかもチェックポイントの1つになります。

在籍している講師の人数

講師が少ないと、レッスンの予約を取りたくても取れないことがあります。そのため、オンラインスクールを選ぶ際は、講師の人数もチェックしておきましょう。受講生の数に比べて講師の人数が十分であれば、予約が取れないという事態は避けられます。

講師はどこからレッスンしているのか

講師が自宅からレッスンするのか、それともオフィスからレッスンするのかも、チェックしておきたいポイントです。オンライン英会話の講師は圧倒的にフィリピン人が多いのですが、フィリピンは日本ほどインフラが整備されていないので、講師が自宅からレッスンすると、音声や映像が乱れてしまうことがあります。特に台風などが来ると、ネット環境に影響が出やすいので注意したいところです。こういった問題を防ぐために、オンラインスクールの中には、自宅からのレッスンを禁止しているところもあります。音声や映像の乱れのない環境でレッスンを受けたい人は、そういったスクールを探しましょう。

サポート体制は万全か

英会話が初めての人は、何かと戸惑うことが多いものです。オンライン英会話では、基本的に講師がアドバイスしますが、相手がネイティブだと、日本語での意思疎通ができないこともあります。そのため、日本人スタッフによるサポートが受けられるオンライン英会話のほうが、安心して受講することができます。

まとめ

オンライン英会話の講師は、ほとんどがフィリピン人です。そのため、オンライン英会話のトラブルの中には、通信が切れやすいとか、フィリピン人では本格的な発音が身につかないといった問題があります。また、講師の質にバラつきがあることや、そもそもいきなり外国人講師に英会話を教えてもらうのは、ハードルが高いという人もいるようです。オンライン英会話を始める前に、起きがちなトラブル事例を知っておけば慌てることはありません。