オンラインフィリピン留学で英語を学ぶ-Curious World Academy

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コロナ禍の経験を元に考える、これからの「英語教育」の在り方とは。 海外への留学経験を持つ高校生による、オンライン留学体験談

コロナ禍の経験を元に考える、これからの「英語教育」の在り方とは。 海外への留学経験を持つ高校生による、オンライン留学体験談

新型コロナウイルスの流行により、生活様式が変わってしまった現在。その影響は、海外留学を希望する多くの学生たちにも及んでいます。これまでは、英語を習得するため毎年何万人もの生徒たちが海外へと留学していましたが、今となっては出国すること自体が困難に。

そんな状況下でも「生きた英語」を身につける方法として、今注目を集めているのが「オンライン留学」です。

事実、すでに学校としてオンライン留学をバックアップしてくれる高校もあり、興味を持った学生を対象に実施されています。

今回は学校を通してキュリアスワールドのオンライン留学を体験した、佐野ほのかさんにインタビュー。フィリピン留学の経験もある佐野さんは、オンライン留学をどう感じたのでしょう。

さらに保護者様と、オンライン留学を導入された先生からもお話を伺いました。

英理女子学院高等学校2年 佐野ほのかさん

最初のレベル診断テストやカウンセリングをとおし、最適な環境でのレッスンが可能に

高校1年生の冬休み、フィリピンのセブ島に語学留学を経験した佐野さん。英語をもっと身に付けたいと思い、今年度もセブ島語学研修に参加を希望していたそうです。

ところがコロナウイルスの影響により留学が叶わず、今回は学校が推奨するキュリアスワールドの「オンライン留学」を利用することに。

佐野さん:「冬休み中の1週間、オンライン留学を体験しました。レッスンがあるおかげで休みでもダラダラ過ごしてしまうこともなく、いいスタートが切れたと思います。」

オンライン留学があることで生活にメリハリができ、長期休みを有意義に過ごせたと言います。一方で、始めた当初はこんな不安も。

佐野さん:「オンライン留学は初めての経験だったので、最初は会話するにも『タイムラグがあったらどうしよう』という不安もありました。でも実際にやってみるととてもスムーズに話すことができ、分からないことがあったらすぐに質問して解決できました。まずレベル診断テスト受けて自分に合ったテキストで学習できるのも、現地と同じ方法だったので安心感もありましたね。」

キュリアスワールドのオンライン留学では、レッスンの前にレベルチェックテストを実施。その後は日本人のアカデミックマネージャーとスカイプでカウンセリングを行い、スコアを元に最適な教材選びや学習方法をサポートしています。

佐野さん:「カウンセラーの方から『佐野さんは、スキルはあるけれど組み立てて伝えるのが苦手のようです。新しく取り入れるよりも今ある英語を使えるようにしましょう』と的確なアドバイスをいただいたので、そこを意識してレッスンを受けることができました。テキストのレベルなども細かいところまで寄り添って考えてくれたので、不安や疑問が解消できました。」

現地留学経験者から見た、オンライン留学ならではのメリット

新型コロナウイルスの影響でフィリピンに行くことが叶わなかった佐野さんですが、現地留学のときにはなかったメリットにも気付いたそうです。

佐野さん:「目の前に先生がいらっしゃるとき『早く何か話さないと!』と焦って、頭が真っ白になった経験があります。でも、画面越しで対面すると少し落ち着いて頭の中を整理することができました。先生もわたしから言葉が出るのを待ってくれたので、自分の持っている単語を組み立てて話す力がついたと思います。」

そしてノートの取り方やホームワークの提出方法にも、オンラインならではのメリットが。

佐野さん:「現地留学で授業を受けるとき、新出単語や文法はホワイトボードに書かれるので、すぐにノートを取る必要がありました。でもオンライン留学では先生が板書をスカイプのチャットに残してくれるんです。だから授業中は会話に集中できるし、授業後は板書を見返してゆっくり復習することができました。ホームワークはテキストの問題を解くほかに、音読の宿題が出されることも。レッスンのモチベーションを維持したまま宿題に取り組むことができるので、その日のうちに録音した音読を提出していましたね。」

担任講師との関係が構築できるから、レッスン以外の交流も

講師が「担任制」なのは、キュリアスワールドオンライン留学のメリットのひとつです。

佐野さんは1・2時間目の講師と、3・4時間目の講師の2名とのレッスンを通し、色々な会話を楽しむことができたと教えてくれました。

佐野さん:「先生たちがとてもフレンドリーで優しかったので、授業よりもフリートークが盛り上がっちゃうこともありました(笑)。食べ物や好きなアーティストなどの話で、文化の交流もできたと思います。歌うのが好きなことを話したら、先生から『ぜひ最後のレッスンで歌ってね!』と言われたので英語のクリスマスソングを歌ったり。フリートークの中でもインプットがたくさんあったし、リラックスしているせいかどんどん言葉が出るんです。レッスンのときは集中して、フリートークでは和やかに会話するというオン・オフがあったのは良かったと思います。」

現地留学、オンライン留学を経験して見えた課題と夢

10年間英会話を学んでいた佐野さん。高校入学前の夢は、英語を話せる看護師になることでした。

しかしセブ島留学中に自分の想いを伝えられないもどかしさを経験し、考えが変わります。

佐野さん:「英検も2級まで合格していたし、留学前は英語が得意だと思っていたんです。でもセブ島留学を経験して、『試験のための英語』と『実際に人とつながるための英語』は全然違うことに気付かされました。」

その経験を元に、『まずは英語を極める』と決心。

佐野さん:「英語ができない自分のまま将来を考えるよりも、英語ができるようになった自分が見る世界の方が広いと思ったんです。」

留学の「最初の一歩」に、オンライン留学という選択肢

広い視野を持ち、選択肢を増やす。それを目標に、今後も海外留学やオンライン留学を利用して実用的な英語習得を目指す決意を語ってくれました。

佐野さん:「やはり英語習得への一番の近道は『英語しか使えない環境』に身を置くことだと思います。わたしの場合は海外留学が先でしたが、その前の段階でオンライン留学を経験して英語に親しんでおくという使い方もあると思いました。」

将来は、何らかのかたちで世界につながる職業に就きたいと話す佐野さん。

明確な目標に向かって努力し、バイタリティに溢れる佐野さんの未来をとても楽しみに感じました。

【お父様よりコメント】

「前年度のように海外まで行かせてあげられないのは残念でしたが、オンラインでも授業を受けられるのは良い経験になると思いました。とは言え当初、どんなものなのかイメージが湧かなかったのが正直なところです。

しかし実際にオンライン授業の様子を見てみたら、授業の内容は現地で受けるものと遜色ないと感じました。会話もスムーズにできていましたし、何より娘がとても楽しそうにレッスンを受けていたので安心しました。

海外への留学はかけがえのない経験ですが、そうできない事情があるときにオンライン留学は有効な手段だと思いましたね。」

保護者からすると、普段授業を受けている姿はなかなか見れないもの。我が子の英語の上達ぶりを実感できるのは、オンライン留学のメリットのひとつかもしれません。

「オンライン留学」が英語習得のニューノーマルな時代へ

英語習得のために外国へ行くのが難しいなかでも、学生さんたちが夢への歩みを止めないために。

キュリアスワールドでは、生徒さんとサポートされる先生方のお力になれるよう、今後もより質の良いプログラムを提供したいと考えております。

今回インタビューに応じてくださった佐野ほのかさん、お父様、どうもありがとうございました!
 

神奈川県横浜市に位置する英理女子学院高等学校は、1908年創立の歴史ある私立高校です。100周年を迎えた2008年には、校内の設備を一新。現在は「iグローバル部」、「キャリア部」という2つの学部を設け、社会で活躍するための能力を育成するプログラムが実施されています。

特に、世界を舞台に活躍できる女性を目指す「iグローバル部」では、「使える英語」の教育に注力。

実践的な英語に触れる機会を多く持つことで、グローバルな社会を生き抜くスキルを養っています。

今年はコロナ禍という世界的な危機的状況のなかでも海外との交流を継続するべく、さまざまなプログラムが取り入れられています。