語学学校を訪れた中村学園三陽中学校の生徒&先生にインタビュー!リアルな感想をお届け!

生徒が語る語学学校での生活と学び
授業について
授業はすべて英語で行われたので、最初は先生の言っていることがほとんど分かりませんでした。しかし、ボディランゲージや繰り返し聞くことで、少しずつコミュニケーションができるようになりました。テキストを使いながら授業を受けて、簡単な単語が自然に出てくるようになったのが嬉しかったです!先生たちはみんな優しく、面白かったので、授業も楽しく進められました。
英語でのコミュニケーション
緊張することはなかったんですが、最初は翻訳アプリを使うことが多かったです。しかし少しずつ英語を話すことに慣れ、ジェスチャーを使うことで翻訳機なしでもスムーズに会話ができるようになりました。また、英語を話すことが楽しくなりました。発音も以前と比べて、よくなったと感じることができました!

学校生活と寮の環境
寮や食事について
寮は快適で、お湯や水も問題なかったです。食事も美味しく、学校のレストランの料理ではフライドフィッシュやパンが特に好きでした。鉄板焼きやフランベされた肉など、日本ではあまり食べることがない料理も楽しむことができました。
ルームメイトとの生活
夜はルームメイトとウノをして遊ぶことが多かったです。日本国外での共同生活は新鮮で、楽しい思い出になりました。しかし、初日に変圧器を使わずにドライヤーを使ってしまったので、火花が出て焦りました!笑

フィリピンでの経験と気づき
フィリピンの文化と驚いたこと
日本と比べると街の雰囲気やインフラが違い、特に交通ルールが違ったりや信号が少なかったりしたことに驚きました。また、週末のアクティビティでスラム街を訪れたのですが、貧しい環境でも子どもたちは明るく楽しそうに過ごしていたのが印象的でした。この経験を通じて、日常生活のありがたみを改めて感じるようになり、日本に帰ったら家族や先生へもっと感謝の気持ちを伝えたいです。
現地でのアクティビティ
休日にはショッピングや観光を楽しみました。プールで遊んだり、スラム街を訪れたり、現地の人と交流したりと、多くの刺激的な経験をしました。特にスラム街では、住んでいる人たちの生活について直接話を聞き、食文化や家族のことについて学ぶことができました。

留学を通じての変化と気づき
英語学習への意識の変化
留学前よりも英語に対する興味が増し、もっと勉強したいと思うようになりました。宿題が毎日出たので、自然と英語を勉強することができました。今では英語を話すことが楽しいと感じて、簡単な単語でもスムーズに会話できるようになりました。
海外への興味
ベトナム人のマネージャーと仲良くなり、ベトナムにも行ってみたいと思うようになりました。また、フィリピンにもまた来て、友達といろんな場所に行ってみたいです。

これから留学する人へのアドバイス
持っていくべきもの
特に必要なものはないと感じました!心配な人は日本食を持っていくと安心できると思います。しかし、学校のレストランは美味しかったので、個人的には困ることはなかったです!
最後に
もう少し英語の勉強をしておけば、スムーズに授業を受けれたのかもしれないと思いました。機会があればもう一度留学して、さらに英語を伸ばしたいです!友達と自由にいろんな場所に行ってみて学ぶのも楽しそうだと思いました!

先生が語る生徒の成長と留学の意義
生徒たちの成長について
今回の留学を通して、生徒たちは英語力だけでなく、精神的にも大きく成長しました。最初は英語での授業や現地の生活に戸惑うこともありましたが、適応力が高く、すぐに環境に馴染んでいったのが印象的でした。特に食事やWi-Fi環境など、日本とは違う部分に苦労する場面もありましたが、それを乗り越えてたくましくなったと思います。
また、週末にはスラム街を訪問し、貧困問題に触れたことも大きな学びになりました。実際に現地の子どもたちと触れ合い、「日常のありがたみ」について考えるきっかけになったと思います。こうした経験が、将来SDGsなどの社会課題に関心を持つきっかけになれば嬉しいです。

セブ研修の意義と背景
このセブ研修は、もともと9年前に導入されました。英語教育の一環として、海外で実際に英語を使う経験を積んでもらうために始まったプログラムです。英語の授業を受けるだけでなく、現地の文化や生活に触れることで、国際的な視野を広げることも目的の一つです。
中学生のうちに海外へ行くことで、英語に対する苦手意識が減るのが大きなメリットだと思います。ただ英語を学ぶだけでなく、実際にその国に行き、文化や習慣の違いを体験することで、もっと英語を話したい、海外を知りたいという気持ちにつながるはずです。実際に、この研修をきっかけに高校でも留学を目指す生徒も多くいます。

日本の学校との違いと短期留学の学び
短期間の留学でも、生徒たちは多くのことを学びました。英語はもちろんですが、日本の良さを再確認する機会にもなったと思います。こうした経験はすぐに結果が出るものではありませんが、数年後、進学、就職の場面で生きてくるはずです。

セブでの経験と思ったこと
フィリピンの人々はとても明るく、ローカルの人も積極的な人が多いと感じました。その陽気さは見習いたいと感じました。特に印象的だったのは、現地の人々の「今を楽しむ姿勢」です。日本では将来のことを常に考えがちですが、フィリピンの人々は目の前の生活を楽しんでいるように見えました。貧しさ=不幸ではなく、幸せの形は人それぞれなのだと考えさせられました。
留学を考えている中学生には、「とにかくチャレンジしてほしい」と伝えたいです。最初は不安かもしれませんが、現地に行けば必ず何かしらの学びや発見があります。英語ができなくても大切なのは、伝えようとする気持ちと積極性です!
